被災地めぐりに参加して
当教室が参加している「一般社団法人ICTスクール協会」の先生方や各教室の
生徒さん達と「東北被災地めぐり」に参加してきました
行きは、関空から仙台まで飛行機で石巻から関東の方々と合流してバスで移動
【大川小学校にて】
多くの小学生と先生が犠牲になった大川小学校・・
この地に立っただけで胸が押しつぶされそうな気持になりました
市民の会の方のお話を聞いていると
まず、校長が不在だったこと普段から防災訓練などあまりしていなかったこと
(この時の校長になってからは、していなかったそうです)
地震発生後生徒たちを校庭に集合させたけど、すぐそばまで津波が押し寄せてきているのにどうしていいか判断できずにその場にいたこと
結果として多くの犠牲者が出ました天災ですが、ある意味人災ともいえる
↓裏山の津波の到達地点
ここまで登るのに数分あれば登れました
実際に 裏山に登ってみました 裏山の到達地点より上から撮った写真 ↓
何故?登ろうとしなかったのか? 自分で判断した生徒と先生だけが助かったということです
殆どの生徒は先生の言うとおり校庭で待機していたそうです
一方、普段から防災訓練をしていた他の小学校の生徒たちは助かったということです
先生たちの判断と普段からの訓練が生死を分けたのでしょうか・・・・・・・・
【旧女川町立病院へ】
海抜16メートルのところにある町立病院へ今は建て替えられ地域の医療センターとなっていますが
ここの駐車場に車で多くの方が逃げてきたそうですしかし、津波はこの高ささえも超え襲ってきたのです
北村の背をはるかに超す到達点 想像もできない・・
この場所でも 車から離れてさらに上に逃げた人だけが助かり 16メートルだからと車の中で待機していた方が犠牲になられたそうです
【復興ふれ合い商店街】
海産物共同購入をしている戸田海産物店さんへ
この日は、お休みのお店もありましたが 小さな商店街も復興に向けて頑張っていらっしゃます
【保育園ミルク】
いつも 海産物などを購入いただき支援させていただいている保育園ミルクさんを訪問しました
皆さまからの善意の募金やおむつやおかしなどを届けることができました
園児たちの笑顔は、未来をつないでくれる笑顔です
今回、少しの時間でしたが初めて被災地を訪れ5年たった今 駅周辺は、大きなスーパーも出来ていますが、まだまだ、更地が多く地域の皆さんの大変さが少し肌で感じることができました
大変な中に震災から多くの絆も生まれました。このご縁を大切にしていきたいと思いました。
起こることすべてに意味があり、感謝して一日一日をすごしたい